どうも。頑もどきです。
デビラビローグ、クリアしました。
デッキ構築ローグライク、いわゆる「スレイザスパイア系」のゲームです。
なんというか、無難におもしろい、そんな感じでした。
評価:★★☆☆☆
目次
1.全体的な話
このゲームは全体的に難易度が低く、割と簡単に最強デッキが組めます。なのでカードをシャカシャカする楽しさは存分に味わえると思います。
が、逆に言うと最強デッキを組むのが簡単すぎるため、慣れてくると毎回決まったカードを取って決まったデッキを組む…というワンパターン戦法になりがち。
「弱いと思ってたカードがある日突然大活躍してなんか勝てた」とか、「ごっちゃになったデッキを必死に軌道修正して形にしていく」みたいなドラマがほとんど起こらないため、ゲームとしての深みはあんまり感じられなかったですね。
2.諸悪の根源サガンガチャ
そしてなんとこのゲーム、ガチャがあります。
というのも、最初のカードプールは全体の3割程度。残りのカードはサガンガチャから引っ張り出してプールに加えてやる必要があります。
初期状態だといくらショップに行ったり敵を倒したりしても同じカードしか出てこないため、どうしてもカードパワー不足に陥りがちです。
ただ、だからといって中途半端にガチャを引いてしまうと「エグゾディアの右腕だけ」とか「ゴッドリンクの片割れ」みたいな微妙なカードがプールに流れ込んできて、逆に完成度の高いデッキが組みにくくなってしまいます。
なので、「完成はしてるけど弱いデッキ」か「カード自体は強いけど未完成なデッキ」の2択を迫られることになります。
まあステッカーが強いので引き得っちゃあ引き得なんですが、全編を通してサガンガチャの扱いには結構困りましたね。
3.おつかい
ストーリーがあり、イベントがあり…と割とRPG要素が多いゲームなんですけど、ひとつ問題があって、
おつかいがめんどくさい!!!
「その辺の敵を狩ってこい」ぐらいなら全然いいんですけど、1周に1時間以上かかるラビリンス*1をクリアしてこいはちょっとキツイっす…。
サブイベとかではなくメインストーリーにガッツリ絡んでくるため、無視できないのもつらいポイント。
かくれんぼでラビリンスの奥底に隠れに行った子どもは絶対に許さない。
4.まとめ
買い切りのゲームですが全体的にソシャゲ感が強く、「もしスレイザスパイアがソシャゲになったら、きっとこんな感じのシステムになるんだろうな」って思いました。
よくできてるんだけど、求めてるものと違う…みたいな。
とはいえ、スレイザスパイア系ゲームの入門編としてはかなり優秀だと思います。
他のゲームは最強デッキを組むためにたくさんの知識と経験が必要ですが、デビラビローグは気づいたらなんか最強デッキができてますからね。
この手のゲームを食わず嫌いしている人にはオススメです。
おわり。
*1:いわゆるダンジョン