【プロセカ】音ゲーが上手くなる方法
どうも。頑もどきです。
今日は、「プロセカで初めて音ゲーを始めました!」みたいな人が上達するための方法を書きたいと思います。
目次
0.私の実力とこの記事での目標
解説を始める前に自分の実力を出しておきます。こんな感じです。
Lv31の半分くらいとLv32以上がフルコンボできていません。
お世辞にも上手いとは言えませんが、このくらいのラインまでは教えられると思います。
で、今回の記事は「MASTERをある程度楽しんでプレイできるようになる」くらいを目標としています。
六兆年MASフルコンしたいみたいな人は残念ながら私の手には負えません。むしろ私に教えてください。
では、本題に移ります。
1.目線を上げる
まず、音ゲーにおける基礎的なテクニックです。
武道でいう「基本の型」みたいなやつですね。
それが「目線を上げる」です。
というのも、
音ゲーに慣れないうちはどうしてもこの、判定ラインの近く*1を見てしまいがちなんですけど、
それだと目の前の1個のノーツしか見れないので、突然大量のノーツが降ってきたりすると対応しきれません。
それに対し、音ゲーに慣れている人は
判定ラインよりも上*2を見ています。
具体的には、
ノーツを見る→それを叩きながら次のノーツを見る
という処理を頭の中でしています。
なんか文章で書くとむちゃくちゃ難しそうに感じますが、ちょっと練習するだけでサクサクできるようになります。人間の脳って恐ろしいですね。
まずはこれができるようになりましょう。
ただ、これをデフォルトのノーツの速さである6.0とかでやってしまうと情報量が多すぎて頭がパンクするので、ノーツの速さを上げて画面の情報量を減らす必要性が出てきます。
理想は10以上ですが、最初は「普段の速度+0.5」くらいにして少し上を見る練習をしていくといいと思います。
それから徐々に上げていきましょう。
ちなみに私は「10.4」でやっています。
このへんは好みの問題なので自分に合った速さでいいんですけど、MASTERをやるなら10以上は必須な気がしますね。たまに9.8とかでやってる人もいますが…。
2.よくある配置を覚える
はい。次がこれです。
ある程度音ゲーに慣れてくると、今度は「毎回同じ配置でミスる」という不思議な現象に悩まされます。
そして、これの解決策は残念ながらその配置をひたすら練習するしかないです。
「サッカーのドリブル」とか「FPSのエイム」とかと一緒で、ここに関してはもう体に覚え込ませるしかないんですよね。
「音ゲーは数をこなすしかない」と言われる所以はここにあると私は思っています。
とはいえ苦戦する配置はだいたい決まってるので、それらを私がどう克服したか書いていきます。
2.1 くの字
最初の壁。
正式名称がわからないんですけど、くの字型に3つ連なってるやつです。
HARDあたりから突然現れます。
そして結構な頻度で降ってくるので、来る度に「あ!くの字きた!!」と脳のリソースを割いているようでは他に意識を回せずいつまで経っても先に進めません。
なので、まずはこれを無意識で叩けるようになりましょう。
ですが、実は私自身これを練習した記憶がないのでHARD譜面をやってれば自然とできるようになると思います。要は慣れですね。
ちなみにこのくの字、MASTER譜面でも普通に出てきます。
こんな感じで他の要素と組み合わさって出てきます。
私この配置すごい苦手なんですよね…。意外と侮れない形だったりします。
2.2 長押しを離しながらタップ
これです。
この「押してる右手を離しながら左手を押す」っていうやつです。
EXPERTから頻繁に出てくるようになります。
これの何が難しいって、右手と左手で別の動きをさせられるんですよね。
そしてこの右左で別の動きをするっていう要素、実は他の音ゲーでも難易度を上げる手段として良く使われています。
プロセカは操作がタップのみなのでまだ良いですが、ゲーセンの音ゲーだとツマミやらレバーやらが付いてたりして、左手でレバーをぐりぐりしながら右手でボタンを等間隔で押す、みたいな「いやできるかァ!!」って動きを強いられたりします。
でもなぜか達人は平然とやってます。すりすりとんとん*3とか得意そう。
で、その最も基本的な配置が、この「長押しを離しながらタップ」です。
そして対処法はただひとつ。全部セットで覚える、です。
例えばですけど、コップの水を飲むときって、
①コップを持つ
②持ったコップを口元まで移動する
③コップを傾ける
の3つの動作が必要なんですけど、これをいちいち頭で考えながらやってる人なんていないですよね。
我々はこれら全ての動作を無意識のうちに「水を飲む」という1つの動作にまとめてしまってる訳です。
これと同じことを音ゲーでやります。
よく見るとさっきの配置も3つの動作がありますね。
これらを、「一連の動作」として体に覚え込ませます。
まあ要は、この動きを練習しろってことです。
私は暇なときに机の下とかでコッソリ「ちょーんちょん、ちょーんちょん」って練習してました。
慣れると何も考えずにできるようになります。
ちなみにこの、「左右で違う動きをするものをセットで覚える」というテクニックは他でも使えます。
これとか正攻法でやると結構難しいんですけど、セットで覚えると若干やりやすかったりします。
2.3 トリル
みなさんご存知、メルト最後のあれです。
EXPERTのLv.25〜Lv.26あたりでだんだん出始めます。
もともとはピアノ用語らしいんですけど、音ゲーでは本当によく出てくる配置です。
「トリルを制するものは音ゲーを制す」と言っても過言ではないくらいで、これができるようになると本当にいろんなものができるようになります。
達人はもう無限に等間隔でパタパタでき、しかも途中で変速できたりします。指の筋肉すごそう*4。
で、トリルのコツなんですけど、「数を数える」と「勢い」です。
まず「数を数える」ですけど、慣れないうちはあらかじめ何個のトリルがあるのか数えておくといいです。
例えばこれ。
これは7個ですね。
こんな感じでやる前にトリルの数を数えておきましょう。
これにより咄嗟の判断を減らせるため、心に余裕ができます。
あとは「勢い」です。
トリルは失敗するかも…なんてビクビクしながらやるとだいたい失敗します。
「7回叩くこと」だけを意識してあとはうおおおお!!!って気合いでやりましょう。その方が上手くいくことが多いです。
それでもできない時は動画を撮って、自分が速すぎてミスってるのか遅すぎてミスってるのかを一回確認してみましょう。
で、細かく微調整していきます。
何度もやっていると「あ、いけるなこれ!」って思える瞬間が必ずやってきます。それまで頑張りましょう。
そしてトリルができると、
こういった派生形もだんだんできるようになってきて対応の幅が一気に広がるので、そうすると成長を実感できます。
トリルの習得が実力を分けるひとつの境目だと思ってるので頑張って乗り越えましょう。
2.4 階段
MASTERでちらほらと出てきます。
とはいえ、トリルと習得方法は変わらないので残念ながら練習あるのみです。
まあ、ここまできた人なら分かってるよね…。
タブレットで複数指プレイだとやりやすいんですけど、親指勢は本当に大変そう。
強引に片手で連打するかトリルの要領で処理するかって感じだと思います。
以上がよくある配置の覚え方です。
もちろん他にもあるんですけど、この辺ができるとだいぶ変わってくるかなって感じです。
正直1〜2日でどうにかなる代物ではなく、長い時間をかけて少しずつ習得するしかないです。
頑張りましょうね。
3. プレイ環境の改善
はい。結論から言います。
タブレットでやりましょう。
以上です。
というのも、プロセカに限らずスマホ音ゲーは無料で手軽にプレイできるのが魅力なんですけど、極めるとなるとそれなりにお金をかける必要が出てきます。
ゲーセン音ゲーの場合はプレイ環境に差が出ることはほとんどないですが、スマホ音ゲーの場合は残念ながらプレイ環境の差が実力に直結します。
できればタブレットを準備したいところですが、最悪スマホ置きプレイでもいいです。親指プレイはやめましょう。
特にプロセカは「スマホでやらせる気あります?」ってツッコミたくなるくらいの超高難度譜面がいっぱいなので、極めるならまあタブレットは必須でしょう。
ゲーセンの音ゲーも極めるには1000クレ(10万円)くらいかかるって言われてるんでね。迷ってるくらいならタブレット買っちゃっていいと思います*5。
マジで買うだけで適正レベルが+2くらい上がります。
4. さいごに
最後になりましたが、ぶっちゃけ一番大事なことは続けることです。
こんなこと言っちゃアレですが、たかがゲームなんでね。
「オレは音ゲーのプロになるんや!!」って人でもない限り、無理してストイックに取り組まなくてもいいと思います。
余裕があるときにちょっとこの辺のテクニックを実践してみようかなーぐらいの心持ちがベストです。
あと、行き詰まってる時は何か別のことをしてみるのも効果的です。
例えば簡単な譜面でAPを狙ってみるとか、難しい譜面にチャレンジしてみるとか、縛りプレイをしてみるとか、はたまた違う音ゲーをやってみるとか…。
いろいろやった後に戻ってくるとなんか意外とできるようになってたりします。
そういうもんです。
飽きない程度にゆるーく楽しんでいきましょう。
ではでは。
↓フリックに悩まされている人はこちら
↓タイミング調整の話。-5〜-4がやりやすいって人は結構います。