どうも。頑もどきです。
栃木県日光市が舞台のアイスホッケーゲーム「プラオレ!」やってみました。
現在公開されているメインストーリー3章までやりましたが、正直もうやりたくないです。勘弁してくれ。
評価:★☆☆☆☆
目次
1.ストーリー
令和のゲームなのにフルボイスじゃないのは正直かなーり気になりますが、「試合で勝つには絆を深めるのが何より大切だ!!!」と言われ、合宿して餃子パーティーをしたり突然ダンス練習を始めたりとそれなりに楽しそうではあります。
……世界大会の直前にやることか?!?!という疑問は残りますが。
2.試合
これがまあひどい。
1つずつ解説していきますね。
2.1 我々はマネージャー
設定上では我々の役職はGM*1、つまりはマネージャーなんですけど、なぜかその設定をゲーム内でも忠実に守っており、そのせいか試合中にできることが本当に少ないです。
具体的に言うと、できることは
・パック投げ
・スキルを発動するかどうかの選択
・選手交代
の3つだけです。
パスやシュートといった基本操作はおろか、選手を動かすことすらできません。
まあよくよく考えると、マネージャーの分際で選手を事細かに動かせるほうがおかしいっちゃおかしいので、これが本来の姿だって言われたら何も言い返せないんですけど、でもその結果ゲームがつまらなくなっているのでダメだと思います。
2.2 アホすぎる選手たち
前述のとおりプレイヤーが試合に介入できないため、試合は基本オートで進行していきます。
それはまあ許すとして、問題は選手のAI。
これがホントにひどいんですわ。
具体的には、
・ドリブルで向かってくる相手を素通り
・相手ゴールの目の前で受け取ったパックをシュートせず自陣に持ち帰る
・シュートを止めたキーパーがパックをそのまま相手に送り返す(そしてまたシュートされる)
といった、「こいつらアイスホッケーのルール分かってんのか?!?!」ってツッコミたくなるような珍行動が目立ちます。
ミッションの中に「5点以上決める」というのがあるんですが、ステは余裕で勝っているはずなのに全然シュートを撃ってくれないせいで何回やっても達成できず、「いいから俺にやらせてくれ~~~~!!!」って叫びました。
2.3 ベイブレード
このゲームには「スタミナ」という概念があるんですが、選手同士がぶつかりパックの奪い合いが発生した際、なぜか負けた側(パックを取れなかった側)がスタミナダメージを受けるというとても理不尽な仕様となっております。
パックを取れるかどうかはシンプルにステータスの差で決まるので、ステの高い選手を相手にぶつけてスタミナを削っていくのがこのゲームの基本展開になります。
パックを持ったステの高いUR選手が、団子になった相手に突っ込んでいって大ダメージ範囲攻撃を放った時は脳汁出まくりましたね。
…アイスホッケーってこんなゲームだったっけ???
↑一回相手を場外に出したことがあって笑いました。これはベイブレードですわ…。
3.その他細かい点
3.1 画面を回転できない
カバーつけたオレが悪いってか?!
3.2 ボタンが小さい
こういうのってどこ押しても進めるようになってるもんじゃ…?
3.3 アイテムを1個ずつしか交換できない
昔のソシャゲかよ!!
4.まとめ
正直、ぽんこつアイスホッケーバトルは一見の価値ありなので、試しに見てみてほしいなっていう気持ちはあります。
一丁前にランクマッチが実装されてますが、このシステムでランクマッチなんて髪の毛が何本あっても足りないので私は絶対にやりません。
「アイスホッケー」という題材は面白いので、もうちょっと真面目に作ってほしかったなっていうのが正直な感想ですね。
このクオリティじゃさすがに生き残れないよ…。
以上です。おわり。
*1:「ジェネラルマネージャー」の略らしい